矢板市富田|建売住宅が出来るまで(6)【屋根工事編】
この記事は、『建売物件はどのような工程で作っているの?』という疑問にお答えする〝建売住宅が出来るまで〟のシリーズ投稿(全8回)となります。
第6回目は【屋根工事編】として、『防水施工』から『瓦葺』、『ソーラーパネルの架台取付』までの施工風景をご紹介いたします。今回も各工程を、弊社にて実際に建築した時の内容を基に、ご説明させていただきます。
屋根工事
瓦・スレート・金属薄板などによる屋根を葺く工事のことを『屋根工事』といいます。
屋根工事によって『雨漏り防止』『家を長持ちさせる』『家のイメージを変えられる』という効果が期待できます。
屋根の悩みで一番多いとされている雨漏りは、屋根本体や板金(屋根本体の内側にあるもの)を工事でしっかり仕上げることによって防ぐことができます。
また、屋根は雨・風・ホコリなどによって常にダメージを受けます。そのため、屋根工事時の仕上がりが重要で、盤石な仕上がりにすることにで、家のダメージを抑えることができます。
それでは実際の工事風景を見てみましょう。
屋根工事の様子
屋根の下地の上に瓦から漏れてきた雨水を家に侵入させないようにルーフィング(防水シート)を敷きます。瓦桟は横の直線になる為、流れてきた雨水を止めて溜めてしまうことあります。そこで、瓦桟に水を通すための穴(ウォーターホールといいます)を付けたりして雨水対策を施します。
瓦葺の時ときは、アスファルトルーフィング(防水シート)と同様に屋根勾配の下手側から施工していき、上手側を上に重ねていきます。
ソーラー架台を強固に固定するために固定金具も写真の様にしっかりと施工していきます。
ソーラー架台の構造は完成すると見ることができない部分でもありますので、是非ご参考にしてみてください!
次回は、柱や梁などの構造部分以外の工事と内装工事までの工程をまとめた【木工事・内装工事編】を掲載いたしますので、是非チェックしてみてください。